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Stories(ストーリーズ)

FullDepth Stories Vol. 2 対談

FullDepth Stories Vol. 2 対談

海の手配師 石垣幸二氏 × FullDepth 取締役 伊藤昌平

まだまだわからないことだらけの
深海の世界を一緒に
解き明かしていきたい。

対談:石垣幸二氏(有限会社ブルーコーナー代表取締役社長)×伊藤昌平(株式会社 FullDepth 取締役/共同創業者)

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伊藤昌平(以下、伊藤)が水中ドローンの開発を志した時、ビジネスとして成立するか相談したのが“海の手配師”として 知られていた石垣幸二氏(以下、石垣氏)。時を経て、再会した二人の対談は、当時から変わらぬ深海への想いからはじまりました。

 

「長いこと深海に関わっているが、まだまだ生物についてはわからないことだらけで、それが魅力」と語る石垣氏。
その意見に賛同しながら、目下さまざまなアプローチを試みている“海の情報化”の意義について尋ねる伊藤に対して「とても意味があること。どんな深海生物がどのように移動しているかわかれば、その生物の生態や一生がよりよくわかるし、人々にも伝えることができる」と答える石垣氏。

 

話題は“潜水艇”に移り、「まだ乗ったことがない」という伊藤に石垣氏は「350メートルくらいの深さまで潜ったが、けっこう怖い」と意外な心情を披露。そこから「事実、海の事故で命を落とす人は少なくない。その役割を水中ドローンが代用できれば安心できる」と語ります。
対して伊藤は「建設現場で求められるのは、まさにそういう安全面だが、生物の観察においては、カメラ越しで見るのと肉眼で見るのとでは違いがあるのではないか」と疑問を投げかけます。石垣氏の答えは「映像のほうがキレイで便利なことが多い」というもの。
「小さい生物が多く、目の前にあるものが生物かどうかわかりにくい。
映像で拡大して“ああ、こうなっているんだ”と気づくことも多い。
そういう意味では映像のほうが助かる」と実感を述べます。

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そこから話題は、生物を呼び寄せる“意外なエサ”に移ります。

石垣氏は「水中の生物は、嗅覚が鋭い。そこで私たちがよく使っているのがネコの餌の缶づめ、通称ネコ缶。

二箇所くらい穴を開けてカメラのフレームの外に設置しておくと、カメラには映らずとも匂いで生物を強力に呼び寄せ、いい映像が撮れる」と奥の手を披露。伊藤も「ぜひ、今度試してみたい」と興味津々な様子でした。

 

そこから深海の生物のさまざな生態について話が広がり、そのような “わからなかったことがわかること” “それを多くの人々に伝えること“ ”多種多様な生物を次の世代に伝えていくこと“ こそ共通の使命だという想いが一致し、たがいに協力しながら それぞれの仕事を進め、深めていくことを約束しました。

 

石垣幸二氏(有限会社ブルーコーナー代表取締役社長)
大学卒業後、10年間のサラリーマン時代を経て、2000年有限会社ブルーコーナーを設立。世界200の水族館に希少な海洋生物を納入する。「情熱大陸」や「クレージージャーニー」など多くのテレビ番組に出演し、「海の手配師」として紹介される。2011年から2018年まで沼津港深海水族館の館長に就任し、水族館の立ち上げから運営管理、深海生物の飼育・展示といった幅広い業務を経験。「世界一のサプライヤーになる」ことを目標にワールドワイドに活躍中。

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