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FullDepth UserVoice Vol. 2

サンシャイン水族館様

サンシャイン水族館様

修理やバージョンアップ時の迅速な対応など、“国産”のメリットはとても大きい。
サンシャイン水族館様がDiveUnit300を採用した理由

世界的にも珍しいビルの屋上にある水族館として、人気を博してきたサンシャイン水族館では、深海の調査研究や映像の情報発信にDiveUnit300をご活用いただいています。
アクアゲストコミュニケーション部長の二見武史氏は「深海はまだまだ未知の部分が大きい世界。だから、見られると思うとワクワクする。そのワクワクをお客様にも伝えたいと思った。また、生物だけでなく、生物が生きている環境などの情報も得て、伝えられたらと思って使いはじめた」とそのきっかけを語ってくださいました。
具体的にどのように使用しているかという質問には「毎年開催している深海に関するイベントに協力いただいている西伊豆の漁師さんに同行し漁獲エリアの様子を撮影している。現在は駿河湾へもフィールドを広げており、今後は相模湾や東京湾でも活用し、水中の様子などを比較して見ていきたい」と回答されました。
実際に使ってみた感想は「操作がなじみのあるゲームコントローラーでできるのでカンタン。特に若いスタッフはすぐに上手に扱えるのでその点は任せて、私は砂の舞い方などを見て海流を判断し、機体の動きの指示を出している」とのこと。
これまでにDiveUnit300を活用した成果としては、「水族館では昔から習ってきた中で深海生物を一律水温12℃で飼育していたが、ある時、深海生物を入手した際にやむをえず15℃に設定しなければならない時があり、その際に生物のエサを食べる勢いが増した。大学在籍時の海洋実習の中で大陸棚の水温はある程度のところで一定になると思っていたが、水中ドローンで実際に測ってみたらその通りであった。
1℃、2℃の違いは人間には軽微なものだが、海の生き物にとって、繁殖にも影響するほど大きな違いになる。
水中ドローンの実測でそれがわかったことは財産になっている」との喜びの声が。

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その一方でDiveUnit300に望むこともあるといいます。
「生物の状態を確認したり撮影するために接近する際、一度着底する必要があり、その際に泥が舞い上がって画面が曇る。
ホバリングも潮に流されてしまう際はとても難しいのでオートでホバリングする機能があれば最高だと思う(※)。
また、船が流されるということもあり、位置を正確に把握するために船と水中ドローンにコンパスを装着しているので双方がリンクする機能があるとうれしい。生物を採集する際に、それぞれの特性に合わせて、傷つけずに捕獲できるアームなどの装置も欲しい」
そんな二見氏が最後に強調したのが“国産”というメリットでした。
「壊れた時やバージョンアップした際に、すぐに使えるようにしてもらえるのはとても重要。また、先ほど話したアームなどの付属機器を一緒に開発できるかもしれないとも聞いている。 今後、より私たちの活用方法に合わせてパフォーマンスを高めるために、そういった対応力は不可欠だと思っている」
このメリットゆえ、両者の結びつきはますます強くなりそうです。

※このホバリング機能は、2021年2月にリリース予定です。

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サンシャイン水族館
1978年に日本初の都市の高層ビル屋上に設置された水族館として誕生。以来、世界的に珍しい展示方法で、人気を博している。2011年には"天空のオアシス"をコンセプトに空と光と水と緑に満ちた都会の非日常空間としてリニューアル。さらに2017年に「天空のペンギン」などの新しく斬新な展示が追加され、2020年7月には国内最大級の横幅14mの水槽が見どころの新クラゲエリア「海月空感」がオープンするなど、常に都会型水族館として進化を続けている。