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2023.11.06
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親子イベント「水中ドローンを開発するお仕事をしてみよう!」を開催しました

親子イベント「水中ドローンを開発するお仕事をしてみよう!」を開催しました

 2023107日(土)に国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」( https://iko-yo.net )を企画運営するアクトインディ株式会社のご協力をいただいて、親子イベント「水中ドローンを開発するお仕事をしてみよう!」を当社の東京オフィスで開催しました。

 このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人がつながる日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で開催したものです。

 イベント告知から数日後には満席となるなど注目度が高く、小学4年生から6年生までのお子さんとその保護者の方の5組が参加してくださいました。

 今回講師(子どもたちのボス)を担当するのは、当社取締役 CSO(チーフ・シンカイ・オフィサー)の伊藤昌平。

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 伊藤が子どもの時に好きだった深海魚と得意分野のロボット開発が結びついて、自分で作ったロボットで「ナガヅエエソ」を見てみたい!という夢を持つまでの過程や、今も夢の実現に向けて開発を続けていることなどを写真を交えながら伝えました。深海の生きものの写真が出ると子どもたちから、「ホウボウ!」、「ウナギ!」などすぐに声が上がり、興味の高さがうかがえました。

 続いて現在どのような場所で水中ドローンが活躍しているのかを説明した後、いよいよ本日開発する水中ドローンのミッションを発表します。

  • ミッションその1 ダムの設備のおそうじ装置
  • ミッションその2 深海の生物をつかまえるための採集装置

 これらのミッションを実現できるようなドローンを開発するためにはまず水中ドローンを知る必要があるので、実際に水中ドローンの操作を体験してみることになりました。

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 今回、操作体験する機体は、当社が開発した水中ドローン DiveUnit300。 
水中ドローンの機体を確認したら、水中で順番に操作します。

 基本の操作をレクチャーし、プールの中の深海生物を見たり、課題をこなしていくうちにあっという間に操作できるようになっています。

 15分という短い時間でしたが、最後には水中ドローンの機体を確認しながら操作するのではなく、実際の水中現場で使用するときと同様にパソコンの水中映像を見ながら操作できるようになっています!大人より格段に高い適応力に目を見張りました。

また水中ドローンの操作の順番ではない子ども達も熱心に水中ドローンの様子を観察していて、時間を持て余す子どもがいたらどうしようか、と考えていた私たちの心配は杞憂に終わりました。

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 操作体験の後は、水中ドローンを開発するお仕事に取り掛かります。どのミッションに挑戦するかをそれぞれが決めて、開発会議をしながら新しい水中ドローンを考えていきます。

 新しいものを考え出すことはとても大変なことですが、開発会議や周りのスタッフのアドバイスを参考に、11人がオリジナルの水中ドローンを生み出してくれました。

 文字やイラストで表現したレポートが完成したら、プレゼンテーションの時間です。

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 参加者全員の前でレポートを見せながら、新しい水中ドローンのアイデアを分かりやすく伝えることができていました。自分の持っている知識や開発会議などから得たヒントを元に、11人が素晴らしい水中ドローンを発表してくれました。講師からそれぞれのアイデアに対してどういう点がよかったかなどコメントしました。

 全員がミッションをクリアし本日のお仕事は終了となったので、最後にお給料として名刺と当社のノベルティをプレゼントしました。

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 お仕事が終了した後は、講師や周りの参加者と名刺交換したりオプションとして展示した機材を見たりと最後まで楽しく過ごしていただきました。

 体験後には子ども達から「水中ドローンを操作してちょっと曲がっちゃったけど、ちゃんと動かすことができた」「ドローンの操作は楽しかった」「魚を捕まえるマシンをつくってみたい」「開発のお仕事は難しかった」などの声をいただきました。

 保護者の方からは、「水中ドローンを直接触ることができてよかった」「発表が苦手な子が、興味のあるイベントなので頑張っていて感動した」等の感想をいただきました。また、以下のようなコメントもいただき、スタッフ一同励みになりました。

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 参加してくださった皆様、運営にかかわったスタッフの方々、本当にありがとうございました。